2027年1月12日、Windows Server 2016のサポートが終了!慌てないためにも早めのご準備を!
先日、Windows 10のサポートが終了(2025年10月)し、Windows 11 へアップグレードできないPCの入れ替えで奔走された方も多いかと思います。
しかし、OSのサポート切れはPCだけでなく、企業の基幹システムを支えるサーバーにもあります。
業務システムのサーバーとして多く利用されている「Windows Server 2016」の延長サポートが2027年1月12日に終了します。
メインストリームサポートは既に2022年1月11日に終了しており、現在はセキュリティ更新プログラムのみが提供される「延長サポート」の期間中です。この延長サポート期間が終了すると、Microsoftからのセキュリティ更新プログラムや技術サポートが一切提供されなくなります。
サポート終了後の3つの大きなリスク
サポート終了後もサーバーは動作し続けますが、使い続けることには以下の大きなリスクが伴い、事業継続を脅かす可能性があります。
セキュリティリスクの増大
サポートが終了すると、OSに新たな脆弱性(セキュリティ上の弱点)が発見されても、修正プログラム(セキュリティパッチ)が提供されません。これにより、サイバー攻撃やマルウェア感染の標的となる危険性が大幅に高まります。特にインターネットに接続しているサーバーは、情報漏洩やシステム停止といった深刻な事態につながる可能性があります。
トラブル発生時の対応困難
万が一、OSやシステムに不具合やトラブルが発生しても、Microsoftや業務システムメーカーからの技術サポートが受けられなくなるため、問題解決が極めて困難になります。システムのダウンは、即座に業務停止に直結します。
周辺システムやソフトウェアの非対応化
今後登場する最新の業務システムや新しいハードウェアが、サポート切れの古いOSでは動作保証されなくなる可能性が高くなります。これにより、必要なシステムのバージョンアップができなくなり、業務効率が低下する原因にもなります。
弥生製品をご利用のお客様へ
多くの中小企業で利用されている 弥生製品(弥生会計 ネットワーク、弥生販売 ネットワークなど) をご利用の場合も、Windows Serverのサポート終了は、システム全体の安定性を揺るがす土台のセキュリティリスクとなります。
ここで重要となるのが、データベース(SQL Server)のバージョンです。
既に非対応となったSQL Serverの例
弥生製品のデータベースとして利用されるSQL Server 2014は既にサポートが終了しており、弥生製品の『25シリーズ』からは非対応となりました。サーバー購入当時に構築した古いSQL Server 2014のまま使い続けていた場合、最新の弥生製品へのバージョンアップが不可能になるという事態が既に発生しています。
Windows Server 2016も同様に注意が必要
Windows Server 2016もサポート終了が迫っており、次期シリーズ以降の弥生製品で動作環境の対象外となる可能性は十分に考えられます。
このように、サーバー環境全体でサポート切れが連続すると、たとえ弥生製品が動作しても、万が一のトラブル時や、法改正対応などで最新版への移行が必要になった際に、技術的なサポートを受けられなくなるリスクが生じます。
弥生製品を安心して使い続けるためにも、最新のサーバーOS環境(Windows Server 2022/2025など)への移行を強くお勧めします。
他社の製品でも同様のリスクが存在しますので、各メーカーの最新の動作要件をご確認ください。
今すぐ取るべき対策
サーバーの入れ替えやOSのアップグレードは、時間と手間のかかる作業です。社内稟議や調整、データ移行や設定変更など、通常数ヶ月から1年以上の準備期間が必要になることもあります。
サポート期限(2027年1月12日)まで時間があると思わず、今すぐ以下の対策を検討・実行しましょう。
| 対策 | 概要 | 推奨度 |
|---|---|---|
| 最新OSへのアップグレード | 既存のサーバーハードウェアが最新OSに対応していれば、OSのみをアップグレードする。(非推奨の場合が多く、予期せぬトラブルの可能性あり) | 低 |
| 新しいサーバー機器への入れ替え | 最新OS(Windows Server 2025など)を導入した新しいサーバー機器に移行する。(最も一般的な方法) | 高 |
| クラウドへ移行 | サーバーを物理的な機器からクラウド上の仮想サーバーへ移行する。ハードウェアの入れ替えが不要になり、運用負担も軽減される。 | 高 |
特に、古いサーバーはハードウェア自体の故障リスクも高まっているため、「新しいサーバー機器への入れ替え」か「クラウドへの移行」を強くお勧めします。
最新オンプレミスサーバへの入れ替え
オンプレミス(自社設置)環境をご希望されるお客様には、最新OSであるWindows Server 2025を搭載したサーバーへの入れ替えをご提案します。
これにより、サポート終了によるセキュリティリスクと、ハードウェアの経年劣化による故障リスクを同時に解消できます。
運用負担軽減なら:DMGビジネスホスティングへの移行
サーバーの管理・運用にかかる手間やコストを削減したいお客様には、当社のDMGビジネスホスティングへの移行が最適です。
DMGビジネスホスティングは、サーバー本体の管理やOSのメンテナンス、セキュリティ対策などをすべて当社が一括して担当するクラウドサービスです。
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| メンテナンスフリー | サーバの不具合対応やOSのサポート切れ対応、バージョンアップ対応はすべて当社が行うため、お客様のサーバー管理の負担がなくなります。 |
| 最適なコストパフォーマンス | 一般的に従量課金制のクラウドサービスが多いですが、DMGビジネスホスティングは月額固定料金で提供しています。また、初期構築費用は保守サポートに含まれているため、初期費用がかかりません。 (口座振替手続完了までの2か月分の月額料金は先にお支払いいただきます) |
| どこでもアクセス | インターネット環境があれば、自宅や外出先からでも社内システムに安全にアクセスし、業務が行えます。 2025年3月より鍵認証によるSSH接続でのポート転送を順次導入し、安全性を高めています。また、サーバとPCの間をVPN接続することでより安全にサーバに接続することができます。 |
運用負担を大幅に軽減できるDMGビジネスホスティングについて、詳細は以下のページをご覧ください。
概要
サポート終了が近づくほど、入れ替え作業が集中し、希望した日程での作業が難しくなる可能性もあります。安全で安定した事業継続のために、ぜひお早めにご相談ください。