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運用サポート

業務システムの乗り換え

会計システムの乗り換え

会計システムの乗り換え

別の会計システムへ乗り換える理由

  • 会社の成長に伴いネットワーク版やクラウド版を導入するための乗り換え
  • 事業内容の変更に伴う会計システムの乗り換え
  • 会計事務所とデータを共有するための乗り換え
  • 使用している会計システムのサポートが終了してしまうことによる乗り換え
  • 使用している会計システムが使いづらいことによる乗り換え

会計システムの乗り換えを検討される理由は様々ですが、会計システムを乗り換える場合に、検討しなければならないのが「過去データをどうするか」ということです。

  • 「過去データも別の会計システムへ移す」
  • 「来期(新年度)から別の会計システムを使用する」
  • 「(新年度が始まったばかりなら少ない作業で済む場合もありますが)今期の期首から遡って入力する」

選択肢としてはこの3つが上げられます。
ほとんどの会計システムには「インポート」というデータの取り込み機能と「エクスポート」というデータの出力機能が搭載されていますので、既存の仕訳データを出力し別の会計システムへ取り込むことができます。

仕訳をインポート・エクスポートできる主な会計システム

  • 弥生 弥生会計シリーズ
  • OBC 勘定奉行シリーズ
  • PCA PCA会計シリーズ
  • ソリマチ 会計王シリーズ
  • 応研 大蔵大臣シリーズ
  • JDL 会計シリーズ、出納帳シリーズ
  • TKC FXクラウドシリーズ
  • 大塚商会 SMILEシリーズ

上記システムは一例で、それ以外のシステムにもインポート・エクスポート機能が搭載されているものがほとんどです。
それを知ると、簡単にできそうな気がしてきますよね。

・・・できるのですが・・・

それぞれのメーカーの会計システムは互換性がないためエクスポートしたデータをそのまま別の会計システムにインポートするとエラーが発生し取り込めません
そのため、移行先の会計システムにインポートできるデータ形式に整える作業が必要です。この作業に時間がかかります。
また、仕訳データを移しただけでは作業完了ではありません。事業所データの初期設定、消費税設定、勘定科目設定、部門設定、期首残高設定など手作業に頼る部分も多くあります。
このように多くの手間がかかるため、現在使用している会計システムから別の会計システムへ乗り換えるお客様の多くは、新年度から別の会計システムへの入力を行い、過去データは印刷物今使っている会計システムを閲覧用に残すという方法をとられる場合が多いです。

過去の仕訳データを移すメリット

  • 「残高試算表」等で前年同月対比ができる
  • 「前年度仕訳日記帳」から前値の仕訳を閲覧や複写ができる
  • 「5期比較財務諸表」で分析できる
  • 実績額をもとに予算額を算出できる(繰越処理)
  • 使わなくなった会計システムをアンインストールできる

現在の会計システムから別の会計システムへ過去データを移すには多くの手間がかかります。
それでも、このように多くのメリットがありますので、自社で作業するのは難しいけど過去データを移行したいという場合は、お気軽にご相談ください。